へバーデン治るか2022年08月23日 21:03

  へバーデン治るか


 4、5年前、現役引退で野良仕事が多くなった。作業時はゴムびきの手袋をはめる。なかでも土いじりは結構手の指に負荷がかかる。この手袋も右手だけがすぐにゴムが破れてダメになる。どうしても右手を使い過ぎる。結局、右手の中指がバネ指(腱鞘炎)になった。バネ指は指を曲げるときに違和感があるだけで、さほど気にならない。

 ところが指先にヘバーデン結節という膨らみが出てきた。少しずつ大きくなる。これはいかんと思って、掛かり付け医の紹介状を持って市民病院へ行った。レントゲンで骨に異常がないのを確認した。結節の膨らみが大きくなって、破裂したら、来いと言われた。

 何日かたって破れた。抗生物質を塗って包帯を巻いてくれた。これで治るのかと思いきや、皮膚が修復されてもその内側から膨れてくる。腫れては破れる、この繰り返しである。周期は年4回ぐらいだと思う。もう慣れたもので、自分で処置、いや雑菌に気をつけて放置している。

 この間、色々な指のテープを何度も試した。給水管の漏水をテープ巻きで止めようとしているようで、無理がある。

 ある夜、テープをきつく巻いたら止まると思ってやったところ、指先に血が回らず夜中痛みで飛び起きたことがある。なかなか身体は上手くできている。指先が壊死する前に、痛み警報が出るようになっているのだ。何らかの炎症を外から物理的に押さえつけても治まるわけがない。

 時を同じくして、スポーツジムに通い出した。ジムでは大風呂にゆっくり入る。血の巡りが良くなり温泉療法のようである。ほどほどの土いじりと大風呂で、バネ指は知らぬ間に治った。

 問題はヘバーデンである。2021年の末ごろからジムのサウナにも入るようになった。どうもこの頃からヘバーデンの膨らみが小さくなるように思えた。完全には無くならないので、何かの拍子に破れる。だが、一見治ったかと思えるほどに腫れが引く時がある。

 指先の赤い部分は内部組織が顔を出しているので、ここから膨れてくる。


 何回かそんなことがあって、この盆のさなかに、この前に蜂に刺された時には結構膨らんでいたヘバーデンが破れた。


 写真は、破れて1週間ほどたった状況である。


 今度は赤い芯が無く、白いかさぶたで覆われ、内部の組織が正常になっているように見える。サウナが効いているように思う。

 サウナの入り口には、高血圧は入るなとある。降圧剤を飲んでいるので良いかと思っているが、主治医に訊ねた。風呂やサウナで血管を広げるのは良いと言う。あとの水風呂はどうですか?・・無言。

 汗が止まらないので、1分間水に浸かってあがることにしているが、今のところ血圧に変化はない。しばらくこの調子でやろう。

 これで治れば、へバーデン結節の完治にまる4年かかったことになる。治療法は指を酷使せず、温めて血の循環をよくすることである。

 当たり前か・・・それがなかなか出来ませんのや・・そんなこと山ほどあるで・・・



コメント

_ 甥の徳次郎 ― 2022年08月25日 10:16

アージ家は絵画やピアノ、食品加工など、
手先の器用な方が多いので、
指のケアにはお気をつけください。

昔、アージのご長男が、電車でGO!!のゲームで、
親族一上手だったのをふと思い出しました。
またやりたいですね。

_ アージ ― 2022年08月25日 15:59

徳さん お気遣いありがとう。高齢になるほど、身体はどこも使い過ぎたら壊れやすく、快復が遅くなるようです。

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