大木の伐採再び(その1) ― 2023年01月24日 07:47
大木の伐採再び(その1)
昨、2022年の2月に大木5本を倒した。自坊周辺の田んぼに家が建ってきて、いよいよ重機を入れる空き地が無くなる最後のチャンスだった。大木は段丘の斜面に生えていた。
その斜面の並びになるのだが、市道を挟んだ向かいの角に大きなムクの木が生えている。(写真:大木は市道の右側。市道を下ると2級河川の近木川があり、左から右に流れ、大阪湾に注いでいる)
このムクは本ムクで実がなる。熟した実は素朴な甘さがあって美味い。若い頃は、時々この木に登って道にはみ出した枝をノコで切った。だがいつの頃か大きくなって手に負えなくなった。
昨年の大木伐採の流れが、近所の要望に勢いを増した。いつかは何とかしなくてはならない。斜面にはこの他に中ぐらいの太さの木が2本ほど生えている。法面は地がむき出しなので、枯らしてしまっては崩壊の危険がある。剪定で面倒を見れるような高さにするかな。
伐採木は乾燥させて焚き木として活用したい。ところが薪置場にはまだ昨年の丸太を積んだままである。ストックヤードを増設しなければならない。
運搬を考えると置き場は市道の近くが良い。ちょうど墓の西側が、これまた大木があって小さな林状態になっている。
ここに昨年のように、竹で簡易な棚を作ることにした。場所としては、少し狭いが量に合わせて増設すれば良い。
やはり貧乏性なのか、木を切って、金出して処分するのは忍びない。たかが雑木といえども動物にとって無くてはならない生物である。生涯を全うしてもらいたい。
ムクの実は、毎年どれ程の鳥たちが食べただろうか。近くの草畑や竹藪のあちらこちらにムクの苗が出てくる。本体はエネルギー源として貢献してもらい、灰は大地に帰せばまたミネラル分の補給になる。
これぞSDG’sの実戦ではないか。小さな一歩が大事だと、つくづく思うこの頃なのです・・・つづく
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