老年期の設備投資2021年09月16日 16:01

 老年期の設備投資(5m高枝切りチェーンソー)


 自然農法のまねごとをしながら、力任せになんとか草田の管理をしてきた。年々暑さが身にこたえる気がする。考えてみれば高齢者なのだ。毎年の草刈りや境内の剪定などの作務に、がんばっても積み残しが出てくる。モグラ叩きのようにこちらを叩いてもあちらは残る。叩ける量も落ちてきた。さてどうするか。手っ取り早いのは道具を揃えることだ。

 この歳で買えば、大病でもしない限り、10年ぐらいは使えるやろ。まんざら無駄にはならん。それより使える体力があるうちに投資しないと、適期を失う。と言う具合に、先ずは理屈を整えて迷いを払う。

 能書きは色々ある。要はインターネットで遊んでるうちに欲しくなってしまったのだ。マキタの電動高枝切りである。棒の先端にチェーンソーがついていて、5メートルぐらいまでの枝が切れる。高枝切りの手動のノコギリは何年か前に買った。6メートルぐらいまで切ることができる。これはかなり重たい。重労働なのだ。そこで電動チェーンソーが目に飛び込んだのである。

 マキタの高枝切りには18ボルトの電池を2本セットしなければならない。この電池が曲者で、18ボルトのリチウムイオンは色々な電動工具につかえるようになっている。鋭いマキタの戦略である。歳のせいかこの誘惑は美女より強い。結局ガイドバー20センチのチェーンソーも買うことにした。これでエンジン式チェーソーを入れると4台になる。ガイドバー35センチ2台、25センチ、20センチである。最も惹かれたのは軽さである。チェーンソーは薪や柴作りによく使う。しかも片手でやることが多いので、軽いほど良い。



[ 写真左から、高枝切り25cm、20cm、25cmガイドバー各充電式、35cmガイドバー100ボルト電気式 ]


 試しに使った。高枝切りは流石に重い。予想より重いので少し心配だが、泣き言はいうまい。使いこなすのみ。20センチのチェーンソーは素晴らしい。昔のものに比較するとかなり高速回転で、切れ味は良い。地球ゴマのようにジャイロ効果が強いので回転軸はブレない。今シーズンの出番が多くなりそうである。

 古いのは納屋のすみでホコリ被るんやろな。世代交代やむなしか・・・いつかの我を思い出す。時々引っ張り出して働いてもらおう、ゴミになるにはまだ早いぞ・・・


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