水栓修理の後書き ― 2021年04月29日 08:13
水栓修理の後書き
後書き
⑴ ブログを書きながら、色々調べてみた。まず、耐用年数はどうなっているのか。すると、(社)日本バルブ工業会:水栓部会というのがあるではないか。https://j-valve.or.jp/pdf/suisen/suisen_maintenance/tenken_kokan.pdf このチラシに耐用年数は10年で、部品の供給は製造中止後10年とある。
⑵ 最初にこの情報に当たったら、すぐにメーカーが分かって、水栓毎交換しなさいとなったかもしれない。なにしろ製造中止後16年のしろものだ。今回は部品供給期間も何も知らなかったので、臆する事なくメーカーに問い合わせる事が出来た。ただ、どのメーカーもバルブ工業会に振らなかったので、ユーザー対応はしていないのかもしれないが。
⑶ 水関係で働いていたのに、業界の仕組みをすっかり忘れ、もったいないをモットーにする一高齢者の奮闘記になった。
⑷ 年相応に忘れる事があっても、素直に色々やってみれば、自分として納得のいく結果になるものだ。
⑸ ひたすら丁寧に、困っていることを、具体的に相手に訴える。返答があれば感謝のメールをすぐに返す。この繰り返しで顔は見えなくても相手は動いてくれる。このようなプロセスでの発見と感動は結構面白い。
⑹ AIだったら瞬時に「歳とってるので交換しなさい」と隙のない正解を返してきそうだ。プロセスなしの結論ありきではアナログ高齢者は面白くない。
⑺ 水栓一つで結構楽しませてもらった。ネジが見える製品なら分解して直せそうな気がするが、新しいものはそれが見えない。丸ごと身体を使うアナログの楽しみが少なくなっている。古いものは高齢者の健康維持に役に立つ道具になる。修理しながら大切に使おう。
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