磯ヒヨドリ現れる2022年03月07日 17:22

 磯ヒヨドリ現れる

 今年になって写真のような、頭、背中あたりが青く腹が赤茶の鳥をよく見かける。


 大きさはヒヨドリぐらいである。調べてみると磯ヒヨドリのようだ。この鳥を見たのは生まれて初めてである。いつの間に棲み着いたのか知らないが、泉州も磯が少なくなってきているので、内陸部に移動してきたのかもしれない。畑に出て作業しているといつの間にか、そばに来ている。人が草むらをかき回して、虫が飛び出すのを狙っているのだ。クチバシが黄色のムクドリは草刈機の音で寄ってくるし、竹藪のそばで作業するとモズが時々来る。


 家のそばまで寄ってくるのはヒヨドリとこの磯ヒヨドリだ。縄張り争いはないのだろうか。大きさは同じぐらいなので、棲み分けるのかな。今は梅が満開で、メジロが集団でやってくる。ヒヨドリが行くとメジロは逃げる。空は広いし力関係ははっきりしているので喧嘩はない。地べたではそうはいかない。狸とアライグマでは狸は息絶える。地上は中々難しい。

 最近のニュースを見ていると気が滅入る。作業中もラジオを聞いているので、耳に入る。うっとおしい毎日であるが、自然界は春を迎えている。日に日に地の緑が増す。もう既に作務に追われぎみで、この草木の勢いは初夏にピークとなって秋には落ち着く。それが分かっているから付き合えるが、今の人間界は煩悩の塊が暴走しているようで、鎮まる気配がない。夜になると無力感に苛まれる日々である。

 酒二杯飲んで・・・、ぼんやりしながらそろそろ彼岸か・・・




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