抗がん4回目の副作用 ― 2024年08月20日 17:18
抗がん4回目の副作用
抗がん療法に副作用はつきものである。振り返ってみれば回数を経る毎に副作用は弱くなっているように思う。
初回は強く出て、次の入院は憂鬱であった。3回目あたりから副作用の出方が違うなあと思っていたが、4回目が終わった今、さらに出方が弱まったように思う。ただ、全くないわけではなく、回復時間が短くなっているようである。
このまま回復軌道に乗ってくれれば良いのだが、波があるのでまだ安心はしていない。人体のしぶとさを感じる。癌もしぶといし、環境適応力もたくましい。
副作用のうち食欲は相変わらず無い。4回目ともなると薄味の病院食を受け付けなくなった。見た目や臭いで条件反射でいやになる。だから退院後も薄味はいただけない。高血圧のために、ずっと薄味でやってきたのに、残念ながら塩が欲しい。
これさえなければ、5回目をやることになってもさほど鬱陶しくはないのだが、困ったものである。栄養剤でしのぐ手もあるのでそれでいくかな。
まだ、次の治療法は決まっていないので、今思い悩んでも仕方ない。副作用とは長い付き合いになる。これまでの経験から次のように捉えている。
・ 副作用の出方は治療回数毎に弱まる。
・ ガイドにあげられている、よく現れる症状はだいたい出てくる。
・ 症状の予防軽減にはドクターの指示を忠実に実施するのが一番である。たとえば、口内炎には処方されたうがいでかなり軽減できた。
出方に個人差がある副作用、自分はこの程度で耐えられないほどではないとわかった。やれやれである。
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