宝の枝山整理2022年06月15日 16:49

 宝の枝山整理(竹棚積み)


 梅雨入り前に野積みの枝を整理した。薪として使いやすい枝である。竹を組んだ棚に積んだ。この作業も大人3人で、ほぼ1日仕事であった。



 何とか梅雨前の晴れた日に積み上がったのでホッとした。



 この時期の草はあれよあれよと言う間に生い茂る。それに雨が降ると丸太の底から腐食がすすむ。


 例の太い丸太も、今のところ使い道が決まっていないものの、このまま腐らすのは惜しい。何か手はないか。直接地面につかなかったら良いのだ。底に竹を突っ込もう。

 だが、容易に動かせる重さではない。テコが要る。長さ1メーターちょいの「鋼製根切り」がある。これと丸太の切れっ端でテコを作ろう。

 丸太の底にセットした。力を入れてもびくともしない。柄の長さが足りない。根切りに単管を挿して柄を長くした。体重をかけてようやく浮いた。少しずつ竹を差し込んだが、丸太は丸い。ぐらつき、転がる。高く持ち上げられない。径50ぐらいの細い竹を嚙ますのがやっとである。丸太の重さで竹が地面にめりこんでいる。これで腐食を止められるかなあ。時々様子を見るしかない。


 丸太と地面とのわずかな隙間は、蛇などが潜むのにちょうど良い。この辺りでは「はび」と呼ぶ毒蛇がいて、草刈りで時々お目にかかる。また、竹棚に積んだ枝山は、スズメバチかアシナガバチの巣作りにちょうど良い。近くに水場はないが一種のビオトープである。

 住み着いた生物を驚かせないよう、静かに注意深くうろつかないと痛い目に遭う。今はまだよいが、晩夏から秋が危険である。前期高齢者、注意力が衰えてきている。うっかりすることが多い。自然農法の草畑では蚊取り線香は役に立たない。下は長靴、頭は防虫ネットで防御するしかないのだ。自然はあまくない。用心・・用心・・・



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