うーん点滴継続です2024年10月30日 22:24

 うーん点滴継続です

 六回の一週間入院点滴を終え、一つの区切りを迎えた。結果、ガン細胞の大きさに変化は見られなかった。ドクターの診断は大きさに変化がないのは、ガンの増殖を抑えられているとのことである。よって薬の量を減らしてこの療法(キートルーダ+5FU)の投与を続けて様子を見ることになった。

 まだ一週間点滴入院が続くとなって、うんざりである。だが見方を変えれば、もしこの薬がまったく効かなかったらと考えたらもっとショックに違いない。ガンの成長をおさえられないことになる。結果、腎機能障害をおこし余命宣告を受けることになる。

 このように考えれば、まだ治療法があることは有り難いことなのだ。しんどいけど他に選択肢はない。いやはやガンは手ごわい。

 今の薬は、化学療法と免疫療法の組み合わせで最先端の治療法である。データが少ないので、今後どうなって行くのかよくわかっていない。血液の操作なので感覚的には年単位の治療のようである。ドクターははっきり言わないが、4、5年続ける覚悟がいるようだ。

 ガンとの共生を考えると、今以上に明日は考えずに今日を大切に生き切る、これに徹するしかない。

 脳の思考システムをバージョンアップせねば、これまでとは違うもう一段の進化がいる。まずは精神というか心の慣らしからはじめよう。

 具体的には、朝、目覚めたら次のスケジュールを自然体でこなせるよう習慣化する。義務感が出ると続かないので無理はしない。

 目覚めの時間によるが、まず3、40分坐禅、読経、スクワット、黙して朝食まで決めた。あとは自由、作務、パソコン、散歩など時間によっては楽しく、またしんどい目をして、しかしつまらん事にも専念して過ごす。

 キーワードは「無心」である。無心で過ごす時間を長くしよう。さすれば心中のガンは極小化する。恐れるに足りなくなるはずや。

 入院はうっとうしいかぎりですが来週の予定、やれやれ ・・・

              幸太郎 九拜