逆流性食道炎との戦い(対策と副作用) ― 2023年05月01日 17:12
逆流性食道炎との戦い(対策と副作用)
ひと月ほど前から、時々みぞおちあたりが痛む。例によってネット上で調べると、逆流性食道炎のようだ。治療は食事療法、ほぼ病院食で、寝るまで二時間以上空けるなどで、自分の努力次第で何とかなりそうである。
そうこうしているうちに、かかりつけ医の診察日がきた。循環器内科なので、消化器はどうかと思ったが、たずねてみた。そうですか、ガスターだしましょう、とあっさりしたもの。この対応で食道を甘くみた。
薬にたよって、食事と酒は普通にしてたら、良くなったり悪くなったりでスッキリしない。これではあかんと食事の量を減らした。できることは全部やりだして、ようやくマシになってきた。
チャレンジ中なのは、下部食道括約筋の鍛錬である。やり方は横隔膜を通じて鍛える。それは腹式呼吸でやる。即効性はないが、薬嫌いなのでやるしかない。歩く時も常に腹を意識し、追加で丹田に気を回すことにした。
おっさんが、頭にボルサリーノ、レイバン、昭和レトロな格好で、口でスー ハー息して、ケツ絞って歩く姿は滑稽ではないか。自分では見えない。
やってみてわかったが、2、3日は同時に両方は難しかった。気がつけばどちらかになっている。1分ぐらいで、気が腹と丹田を行き来している感じである。
その後も一時間ぐらいの散歩を数日やった。何のことはない、丹田と横隔膜に同時に気を回せる時間が伸びてきた。まあまあ普通に歩けるではないか。
普通歩きとの比較で、副作用が出てきたように感じる。それは、心身のガス抜きができるのだ。
上からうっぷ、下からぷー、脳からストレス気化である。散歩の後、身体が軽くなったように感じる。
やはり、薬より運動や、その副作用は良い方向に出る。ひょっとしたらボケ防止にもなるかもしれない。続けてみよう。
おっさん歩きのプーチン物 ― 2023年05月11日 20:06
おっさん歩きの
プーチン物(前ブログのイラスト参照)
(5月16日追記)
2年ぐらい前に、駅前が整備された。昔と比べてすっきりし、広くなったようだ。行政は駅前広場と呼んでいるが、それほど広くはない。昔との大きな違いは、街路樹や、植え込みを整理し、緑の確保は平面的な花壇に替えたことである。これで、視界が開けかなり広く感じる。
良くなったと喜んでたら、思わぬ障害物が出現した。花壇の縁に沿って、コンクリート製のプランターを点々と置いてある。良く見れば、何とかRクラブが寄贈したもので整備前の歩道に置いてあった物である。駅へ行くのに最も利便性の良い動線上である。
花壇の縁に沿って点字ブロックが設置されている。時々現れるプランターが点字ブロックとの幅を狭めている。安全上問題ないのだろうか?誘導路付近で突然現れるものには、手前に注意喚起の点字ブロックがいるのではないか。
早速、行政に下記の質問メールを送った。
1 プランターは駅へ行くのに通りやすい歩道の幅を狭めている。
2 点字ブロックの誘導路の余裕幅を狭め、連続していないため危険ではないか。
3 プランターを撤去するか、花壇の中への移動を検討してほしい。
当初の設計通りかもしれないが違和感がある。勘繰ったら切りがないが、予算変更無しの小さな変更を加えて、更に良くなったとでも考えているのだろうか。
駅前と言う一等地にタダで邪魔になる看板を置いているのである。立派なクラブのやることではない。世界偽善遺産にならないのかなあ。お粗末すぎる。犬の小便ではないが、おっさん散歩のプーチン物筆頭である。
JRのドアのコマーシャルシールの問題と共通する。設計の原点、意匠性への配慮が無さすぎる。屋上屋を架して付加価値を高めたつもりか、もらい物だから良いと思っているのか、考え方のベースにカネありきで、情けない限りである。
このように、書き出しは、そうでもないのだが、書いているうちに腹が立ってくる。ぼやきは自分のあるべき姿ではない。何で年取ったら、こんなにぼやくようになるのかなあ。研究するかな。
おっさんのぼやきは、昔から言われている。治す薬はないぞ。せいぜいおっさん歩きでガス抜きしよう。
PS. 後日、行政から撤去するとの回答があった。理由は、点字ブロックと近接しているからとのこと。O 市では誘導路との離隔は60センチとの基準があるようだが、この町は知っているのかな。
障がい者関連の指摘をすると、すぐ動くがそもそも市の歩道にものを置かないルールはあるのかなあ。さすがに、自転車の放置はなくなったが、まあ、この辺りでやめよう。やれやれ・・・
(5月16日追記)
回答の通り、プーチン物は撤去された。どうだ、このスッキリした歩道は。しばらく見ていると、歩道は端を歩く人が多い。自分も何もなければ、他人の邪魔にならないように端を歩く。整備された歩道の端は、そばの溝に落ちそうな田舎の道端ではない。利用度の高い重要な部分なのだ。端っこだからと言って安易に物を置かないことを祈る・・チーン・・・
野鳥に餌やり ― 2023年05月17日 19:40
野鳥に餌やり
春の草刈りをやった。いつものことだが、野鳥が虫を求めて集まってくる。電動草刈機でもやってくるが、エンジン式の方が集まりやすいように思う。農家は大体エンジン式なので野鳥といえどもよく馴れたものだ。今回、やってきたのは青色のイソヒヨドリの雄一羽、それにムクドリ数羽であった。
大根のとう立ちは種ができるまで刈らずに残して、他をざっと刈った。
イソヒヨドリは昔は見かけなかったが近頃はよく目にする。単独で動いているようで、警戒心が強くすぐ飛んでいく。
ムクドリはかなり馴れていて、近くまで寄ってきて虫を探している。それにみかん類などの果樹を突っついて、食べてしまうのでやっかいものである。
いずれにしても、身近な可愛い鳥はメジロぐらいで、害鳥?がほとんどである。雑草という名の草はないが、雑草刈で野鳥と戯れる気にはならない。どちらもその逞しさゆえに、可愛げがないのだ。
一方で、草も生えず鳥も居ない地面を思うとゾッとする。地球規模で起こっている異常気象を思うと、共生のためには自然に逆らわず時々手を出すぐらいでちょうど良いのかな。
高齢者の体調とは ― 2023年05月23日 20:42
高齢者の体調とは(実感)
スポーツジムでの挨拶は、天気やスポーツのことが多いが、休んだりすると医者行きの噂話が出てくる。朝一番のメンバーはほぼ高齢者で70から80代である。運動に来るぐらいなので、基本は元気である。だが、色々抱えている。
なかでも、一番多いのは、腰痛である。手術してリハビリの人、手術から逃げるために自己療法している人もいる。あとは、膝、血圧、歯、リューマチなど多種多様である。
ことほど左様に高齢者の体調を一言で言うのは難しい。ベースに持病があり、他どこかに痛みが出ては治ったり、居座ったりする。
自身のことだが、膝、腰などの関節系は、スポーツジム5年でなだめ方を学んだ。スタッフの話を聞かない独学バカなので時間がかかった。最近反省して、内臓脂肪が落ちないので、どうすれば良いか聞いてみた。
ステッピング(階段上がり)を10分やっているが、どうですか。
スタッフ、最低20から30分やらないとだめ。
脈拍130ぐらいで30分はかなりしんどい。やり出して2ヶ月ぐらいになるが、血圧は下がったように思う。いや、気温があがったせいかもしれない。
またスタッフに聞いてみたところ、脈拍130はやりすぎだと言う。100から120ぐらいで良いとのこと。やっぱり前期高齢者はまだまだや。気、先行型で自然体が身についていない。
長年、鉄の腐食を研究してきた。自然環境では全体的に腐食のスピードがゆるやかである。問題となるのは局部腐食で、ある条件が整うと予期せぬ事故につながる。いまでは、その条件は分かっているので予防はできるが。
自然腐食は人の老化と似ている。人も同じように穏やかな環境ですごせば、ゆるやかに全体老化といくかもしれない。こまめなメンテはいると思うが。さすればその年なりに、多少の凸凹を抱えながら、まあーまあーやと言えるのではないだろうか。
それはそうとして、人はセンサーが鋭いので、近頃の地震速報のように、何のなんの、出てくるわ出てくるわ、しかもメンテが追っつかない。外科は何とかなるが、内科はそうはいかない。
体調は、絶妙なバランスで維持されている。バランスキープの要は自分の中では飲食習慣の改善だと考えていた。が、老化が投網のように被さっているのだ。しかも、ITのおかげで頭は情報過多である。そのなかで多少もがいたって、どうにもならないように近頃実感する。
うーん、只管打坐か・・・
やっぱり樋つまる ― 2023年05月25日 19:27
やっぱり樋つまる
毎年、竹藪や樹木が近接しているので、雨樋がつまる。時期的には常緑広葉樹が芽吹く頃である。この時期になると、竹の葉も入れ替わる。
樋掃除が半端ではないので、数年前に雨樋ネットを取り付けた。大体はこれで助かっている。ところが、ネットの取り付けが難しいところがある。2階建ぐらいの高さがある自坊唯一の書院である。周りに何もない北面は何とか取り付けたが、南側にはデッキがあるので、取り付けていない。さすがに屋根に登るのは怖い。
数年前に、チェックのために安いトイドローンを買った。田んぼで飛ばしてみた。問題点が出てきて今は眠っている。それは、思い通り飛ばすにはかなり練習を要する。田んぼのようなところでは、まあなんとかなるが、樹木の枝を避けて屋根をチェックするのはかなり難しいのだ。このままでは悔しいので、竿竹に吊るしてカメラ機能だけ使うことを考えている。
ここのところ、毎週末に雨がふる。チェックしなくても樋から滝のように水があふれているではないか。樋の受けますを長い竿竹で叩いて詰まりが取れたことがあるので、カッパを着てやってみた。一向に流れない。残された手は梯子をかけて手で取るしかない。この日はあきらめた。
翌週末に雨がひと休みした。チャンス到来、早速梯子をかけた。切妻屋根の破風板ぎりぎりにかかった。薪置き場の屋根と梅の木が邪魔になって、適正とされる75度ぐらいの傾斜がとれず、立ち気味である。
一人作業なので、梯子をスリングベルトでしばった。
この手の梯子はよく揺れる。最初は大丈夫かと思ったが、今は馴れた。柔構造なのだ。一段登るたびに揺れる。慎重に登った。
手前が、よく詰まる樋の受けます。
上から見た受ます。満杯である。どうも松の花らしい。この種の詰りものは初めてである。表面は松の花、この下は落葉広葉樹の葉で椋木や梅の葉である。秋に広い葉が詰り、春に松の花が苔のように覆って蓋したようになっている。手で掴めるだけ取って、あとはホースで水を流した。案の定、詰まっていた落ち葉が吐き出された。
樋詰まりのメカニズムは分かった。そろそろ梯子登りも限界である。危ない。ではどうするか、まずは松の背を低くしよう。そのときデッキの屋根も外さねばならない。その時に樋にネットを取り付けよう。
いまのままで、梅雨は乗り切れるので、この秋にやってしまうか。できる時にやらないと、年々家屋と自身の老化は加速される。やれやれ・・・
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