おっさん歩きのプーチン物2023年05月11日 20:06

 おっさん歩きの

  プーチン物(前ブログのイラスト参照)

             (5月16日追記)


 2年ぐらい前に、駅前が整備された。昔と比べてすっきりし、広くなったようだ。行政は駅前広場と呼んでいるが、それほど広くはない。昔との大きな違いは、街路樹や、植え込みを整理し、緑の確保は平面的な花壇に替えたことである。これで、視界が開けかなり広く感じる。

 良くなったと喜んでたら、思わぬ障害物が出現した。花壇の縁に沿って、コンクリート製のプランターを点々と置いてある。良く見れば、何とかRクラブが寄贈したもので整備前の歩道に置いてあった物である。駅へ行くのに最も利便性の良い動線上である。

 花壇の縁に沿って点字ブロックが設置されている。時々現れるプランターが点字ブロックとの幅を狭めている。安全上問題ないのだろうか?誘導路付近で突然現れるものには、手前に注意喚起の点字ブロックがいるのではないか。

 早速、行政に下記の質問メールを送った。

1 プランターは駅へ行くのに通りやすい歩道の幅を狭めている。

2 点字ブロックの誘導路の余裕幅を狭め、連続していないため危険ではないか。

3 プランターを撤去するか、花壇の中への移動を検討してほしい。


 当初の設計通りかもしれないが違和感がある。勘繰ったら切りがないが、予算変更無しの小さな変更を加えて、更に良くなったとでも考えているのだろうか。




 駅前と言う一等地にタダで邪魔になる看板を置いているのである。立派なクラブのやることではない。世界偽善遺産にならないのかなあ。お粗末すぎる。犬の小便ではないが、おっさん散歩のプーチン物筆頭である。


 JRのドアのコマーシャルシールの問題と共通する。設計の原点、意匠性への配慮が無さすぎる。屋上屋を架して付加価値を高めたつもりか、もらい物だから良いと思っているのか、考え方のベースにカネありきで、情けない限りである。

 このように、書き出しは、そうでもないのだが、書いているうちに腹が立ってくる。ぼやきは自分のあるべき姿ではない。何で年取ったら、こんなにぼやくようになるのかなあ。研究するかな。

 おっさんのぼやきは、昔から言われている。治す薬はないぞ。せいぜいおっさん歩きでガス抜きしよう。


PS.  後日、行政から撤去するとの回答があった。理由は、点字ブロックと近接しているからとのこと。O 市では誘導路との離隔は60センチとの基準があるようだが、この町は知っているのかな。

 障がい者関連の指摘をすると、すぐ動くがそもそも市の歩道にものを置かないルールはあるのかなあ。さすがに、自転車の放置はなくなったが、まあ、この辺りでやめよう。やれやれ・・・


(5月16日追記)


 回答の通り、プーチン物は撤去された。どうだ、このスッキリした歩道は。しばらく見ていると、歩道は端を歩く人が多い。自分も何もなければ、他人の邪魔にならないように端を歩く。整備された歩道の端は、そばの溝に落ちそうな田舎の道端ではない。利用度の高い重要な部分なのだ。端っこだからと言って安易に物を置かないことを祈る・・チーン・・・



コメント

コメントをどうぞ

※メールアドレスとURLの入力は必須ではありません。 入力されたメールアドレスは記事に反映されず、ブログの管理者のみが参照できます。

名前:
メールアドレス:
URL:
コメント:

トラックバック

このエントリのトラックバックURL: http://aaji.asablo.jp/blog/2023/05/11/9585239/tb