来週、点滴入院(2回目)2024年06月06日 17:51

来週、点滴入院(二回目)


 抗がん剤の点滴で入院、退院して二週間が過ぎた。例のごとく退院して一週間は副作用で苦しんだ。今回は口内炎がきつく、口の中、舌までもヒリヒリした。普通でも食欲がないのに、それに輪をかけて食べられなくなった。体重もさらに2キロぐらい減ってガリガリ度を増した。口内炎は退院一週間ぐらいでおさまったものの、食欲不振は残っている。

 入院前は攻めで行くつもりだったが、点滴しだして体調の変化が急で、倦怠感、吐き気、便秘後下痢、夜中排尿で寝不足などが出てきて気力がなくなった。抗がん剤の副作用は半端ではない。

 このあたりで、手術後の抗がん療法の整理をすると、最初の免疫療法はオプジーボだった。この副作用で大腸炎になった。この治療で二週間入院した。ステロイドを主とした点滴注入である。大腸炎がおさまってステロイドの副作用もおさまってきたところで、抗ガン免疫療法の再開となった。

 オプジーボは使えないので、キイトルーダでやることになった。この薬では通常の化学療法と併用するようで、3週ごとに点滴注入するのが標準らしい。

 一方、左の爪先が上がらず歩くのに難儀していたが、ようやく杖無しでも歩けるようになった。ドクターの言う通り発症から3ヶ月かかった。なんとか神経が繋がっていたみたいでホッとした。ただ、まだ元通りではないので、外出するときは自転車避けのために杖をついている。

 来週、2回目の点滴入院の予定である。要領を学習したので副作用に対する薬を早めに要求しようと思う。

 副作用が出るのが分かっているので、前回ほど元気はない。知らぬが仏と言うが、先の苦痛はわからない方がよい。どうしても療法が受け身になってしまう。本来の抗がん療法の効果に思いを馳せるのがよいと思うが、気はままならない。まあ、体調変化にあれこれ考えているうちに、一週間なんてあっと言う間にすぎるでしょう。

 苦悩を抱えて、来週行ってきまーす。

 



生きるとは2024年06月10日 17:14

生きるとは


 「生きるとは」かなり大きな題をつけたが、中身はそれほど大袈裟ではない。高齢者の生きがいをふと考えたと言うより、闘病中の今と、数年後できれば10年ぐらい経ったときに「生」をどのように考えているか比較したいと思ったわけである。

 歳取ってよく思い出すことの一つに子供の頃の家族との思い出がある。親や祖母との日常の断片が頭をよぎる。そして、オトウやオバア(明治生まれ)の仕草やつぶやきの意味が良くわかると言うか、それに納得するのである。

 中学生のときは弁当持参であった。その弁当はオバアが作ってくれた。平べったいアルミの弁当箱で、煮物のおかずだとカバンの中で汁が出て匂いがついたり、ご飯にしみたりした。それが嫌でオバアに文句を言った。彼女は色々工夫してくれた。ご飯との境界にとろろ昆布を挟んでくれた。だが、完璧ではない。さらに文句言ったかどうかは覚えていないが、少なくともありがとうは言っていない。

 今ごろになって、文句言いの孫に毎日工夫をこらした弁当を作ってくれたオバアの愛と明治婆のすごさを感じ、感謝の念で胸いっぱいになる。幼少時に世話してくれた家族の思いへの理解は、歳によってその深さが変わる。親孝行したいときには親はいないである。

 若い頃の経験はそのときは分からなくても、思い返してその意味を理解できることがちょくちょくある。同じことでも、年齢によって解釈が変わる。このように幾つになっても新たな発見があるのである。これには年齢制限があるかもしれないが、このごろやたら発見が多い。若い頃の出来事を思い出して納得したり、反省したりで、この歳になって反すうしてやっと消化できた気がする。

 病気など初めての経験や気付き、発見はたくさんある。これらのことを若い世代に伝えることが、高齢者の生きがいの一つになっているように思う。

 動物は生殖機能を無くした時に死んでゆく。人類だけが例外である。それは文化を持ち社会を作っているからだそうだ。そういう意味で高齢者は先人の知恵を理解、納得して文化の進化に貢献することが期待され、いや、使命を帯びているではなかろうか。

 こういうふうに考えると、どんな人でも人類進化への貢献という使命を死ぬまで帯びていることになる。そうなんや、何か人や物事に不満を感じたら、この使命を思い出して独りおさまるのも良いかもしれないなあ。

 そうは言うけど最近のTVを見ていて、腹が立つとそう簡単におさまらんでなあ・・・そりゃTVの見過ぎ、とくにお昼はやめなはれ・・・



2回目入院・退院2024年06月21日 12:15

2回目入院・退院

 2回目の抗がん剤点滴のため入院した。部屋は病院の都合で個室となった。トイレ、シャワー、洗面台付きで広い。24時間の点滴が5日間続くと夜中、1、2時間おきにトイレとなるので部屋にあるのはかなり助かる。

 病院は外来も入院も患者で溢れているようだ。ベッドのやり繰りもタイトで余裕はない。看護師さんもベッドが一杯だとかなり忙しい。とくに土日は人数が少ないので大変である。

 入院して3日目に相部屋にかわった。環境の落差が大きい。たかが点滴入院で個室に入ることもないのだが、気分として良くない。

 初日に、採血、採尿、胸のレントゲンをとった。午後からは部屋で、歯科医による口内のチェック、薬剤師による薬や副作用の説明を受けた。口内炎がひどかったので予防策はないか聞いた。医師も薬剤師もうがい薬が最良なので、1日5回以上するように言われた。

 入院中は前回と同じように、便秘、下痢、倦怠感、吐き気、食欲不振などの副作用がでた。薬で軽減できる症状は早めにのんでおさえた。

 突発的なことは奥歯の詰め物が取れたことである。チョコレートを食べているときにガリっときた。神経を抜いている歯なので痛くはないが、かんだときに歯茎にこたえる。後日、歯科で同じものを詰めてもらった。やれやれである。なんとか5日間の点滴を乗りきり、予定通り退院となった。

 退院しても体調が良いわけではない。副作用との戦いは続くのである。前回は口内炎がひどかった。予防策は処方された薬でうがいすることである。

 そういえば前回はうがいを軽くみていた。今回はまじめにうがいをしている。炎症をおさえるらしく、うがい後は痛みがひく。やはり主治医の処方はまじめにやらないといけない。

 今後はCTでこの療法の効果を確認し、次の療法を決めるとのこと。

 やはり、・・・♪ 線路は 続くよ どこまでも・・・♪・・・か。とほほ、・・・