やっぱり寒い(その2)2022年01月13日 19:22

 やっぱり寒い(その2)


 寺の空調設備は昭和30年代のものしかない。現役で動くのは、扇風機とガスストーブのみである。従って室内温度で夏場は35度、冬は5度ぐらいは常である。高齢者は熱中症や脳梗塞に特に注意が必要である。

 今シーズンはコロナでおちおち風邪も引いてられないこともあって、暖房設備を強化することにした。それほど大袈裟なことでもない。薄いステンレス板製の薪ストーブを置くことにした。部屋にはたまたま大きめの暖炉があるので、煙突は暖炉に突っ込めば良い。暖炉があれば暖かいのではと思いがちだが、終日炊き続ければそこそこ温もるが、数時間では部屋の暖房にはならない。焚き火と一緒で、炎に当たっている面は良いが、背中は寒い。と言うのは暖炉の煙突が強力な換気扇になるのだ。部屋に大量に冷たい外気を吸い込む。部屋を温めるには薪ストーブの方が効率が良い。

 ネット上で色々調べた。大きさ、重さ、コストでホンマ製作所の時計型に決めた。シーズンオフは分解して納屋にしまいたい。


 とりあえず仮に設置した。実際に火を入れるので、断熱対策もした。



 ストーブと暖炉の両方に火をつけてみた。排煙など特に問題はなさそうで、両方ともよく燃える。


 ストーブ単独でも十分暖かくなりそうだ。一つ難点は薮から沢山出てくる竹が、これでは燃やせないことだ。竹は火がつくとバーナーの如く燃える。この火力に薄板ではもたない。一方暖炉は竹を燃やすために造った。よって耐熱の問題はないが、竹はすぐ燃え尽きるので追加に忙しいのだ。

  ストーブに竹をくべて、なんぼ安いといってもワンシーズンでお釈迦になってはもったいない。寺にステンレスのお釈迦様かあ〜、いや〜もったいなや〜。

 暖炉は竹処分、ストーブは暖房目的で、同時に使えると都合が良い。今のところ、暖炉に突っ込んだ薄板の煙突が少し気になるが、同時に燃やせそうだ。とりあえずこのセットで試行してみよう。

 後日、ストーブの位置を暖炉に近づけるために、45度曲がりを追加して煙突を捻って短くした。これで、暖炉の前が多少広くなって、色々作業がやりやすくなった。



 ここまで暖房を強化して、風邪引いてたら笑いもんやな。今シーズンは、既に一度引いているので大丈夫。油断大敵、薬石の般若湯を控えめにするのが一番ですよ〜。わかってますがな・・・


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