やっぱり寒い(その1)2022年01月04日 19:56

 やっぱり寒い(その1)


 温暖化と言えども時々寒波がやってくる。それなりに対策しないと被害が出る。特に常住していない貧寺では水が動かないので蛇口の凍結に注意がいる。屋外の蛇口で何度か痛い目にあっている。プラスチック散水ノズルは蛇口から外しておくのと、蛇口はぼろ切れでも巻いてバケツを被せておく。

 今シーズンは新入りがいる。風蘭である。先般育て方のパンフレットを頂いた。それによると、風蘭は比較的寒さに強いので、屋外でも水をやりすぎない様に管理すれば良いとある。ただし、霜に当ててはいけないとのこと。ということで、シュロの皮で鉢を覆って、上に屋根を付けてみた。吊るしてある場所は松の木の枝で変えていない。さて、越冬できるか?




オミクロンと風邪2022年01月05日 16:35

 オミクロンと風邪


 年末に数年に一度のすごい寒波が来ると天気予報で言っていた。確かに急に寒くなった。週に3、4日はプールにつかって、大風呂、サウナ、水風呂のルーチンをこなしているので耐寒には自信があった。ところがどっこい、簡単に風邪をひいた。鼻水、痰と咳きが続く。数日経って、やはりおかしいと思い熱を測ったら37度ちょっとある。これには参った。

 と言うのは、仲間の和尚の一周忌があってお参りしなければならない。熱を測る前だったので、迷いもなく参列した。むろんマスクはしているが、咳が出そうになる。十数人の本職が座る控室で咳をこらえるのはなかなか辛い。例のコロナ オミクロン型が出だした頃でゴホンで注目を浴びる事になる。トイレに立ったり喉だけ鳴らしたりでしんどかった。出頭して読経している間はあまり気にならなっかった。不思議なものだ。気の問題でもあるまいし。

 後で原因を探ってみた。12月16日に2ヶ月ぶりに散髪した。寒波が張り出した頃で朝昼の気温差が10度以上あった。午前中にプールと風呂、サウナをこなして散髪した。その夜は喉がカラカラで痛かった。扁桃腺が腫れていたようだ。夜中何度も起きて寝不足になっていた。その辺りからおかしくなった。おさまるまで10日程かかった。その間、ジムへは休むことなく普通に行っていた。平熱なので入館できるのである。世間はオミクロンで騒いでいる。症状が出ないと言うし少し悩んだが、例年の年末パターンで動いて、寝込むことなく何とか年を越せた。

 オミクロンの感染は、症状が風邪に似ているようで、始末に悪い。まだ、3回目のワクチンも音沙汰が無いし。とにかく大酒食らわんと、風邪引かんことが大事と思うので、次の予防策を考えた。


 我流 前期高齢者の風邪予防策(市街地版)

⑴ シーズン早めに寒暖差に慣らす・・・まめに散髪する、最低月1回・・・スポーツ、風呂後の汗の始末をまめにする・・・発汗後はすぐ着替える

⑵ 自身の身体を過信しない・・・痩せ我慢しない・・・薄着せず、厚着せず、行動にあった保温対策をとる

 だが現実は厳しいぞ。常住の集合住宅は大体朝でも15度以上あって、昼は暖房入れて25度ぐらいある。ところが週末の自坊は暖房してせいぜい15度がマックスである。朝は室内で7度ぐらい。正月2日の室内は2.5度であった。


 冷蔵庫が保温庫状態だ。室内で防寒着は脱げない。冬キャンプ状態である。どこの山寺もこんなもんだと思うが、高血圧としてはプッツンいく前に何とかせねばなあ。



やっぱり寒い(その2)2022年01月13日 19:22

 やっぱり寒い(その2)


 寺の空調設備は昭和30年代のものしかない。現役で動くのは、扇風機とガスストーブのみである。従って室内温度で夏場は35度、冬は5度ぐらいは常である。高齢者は熱中症や脳梗塞に特に注意が必要である。

 今シーズンはコロナでおちおち風邪も引いてられないこともあって、暖房設備を強化することにした。それほど大袈裟なことでもない。薄いステンレス板製の薪ストーブを置くことにした。部屋にはたまたま大きめの暖炉があるので、煙突は暖炉に突っ込めば良い。暖炉があれば暖かいのではと思いがちだが、終日炊き続ければそこそこ温もるが、数時間では部屋の暖房にはならない。焚き火と一緒で、炎に当たっている面は良いが、背中は寒い。と言うのは暖炉の煙突が強力な換気扇になるのだ。部屋に大量に冷たい外気を吸い込む。部屋を温めるには薪ストーブの方が効率が良い。

 ネット上で色々調べた。大きさ、重さ、コストでホンマ製作所の時計型に決めた。シーズンオフは分解して納屋にしまいたい。


 とりあえず仮に設置した。実際に火を入れるので、断熱対策もした。



 ストーブと暖炉の両方に火をつけてみた。排煙など特に問題はなさそうで、両方ともよく燃える。


 ストーブ単独でも十分暖かくなりそうだ。一つ難点は薮から沢山出てくる竹が、これでは燃やせないことだ。竹は火がつくとバーナーの如く燃える。この火力に薄板ではもたない。一方暖炉は竹を燃やすために造った。よって耐熱の問題はないが、竹はすぐ燃え尽きるので追加に忙しいのだ。

  ストーブに竹をくべて、なんぼ安いといってもワンシーズンでお釈迦になってはもったいない。寺にステンレスのお釈迦様かあ〜、いや〜もったいなや〜。

 暖炉は竹処分、ストーブは暖房目的で、同時に使えると都合が良い。今のところ、暖炉に突っ込んだ薄板の煙突が少し気になるが、同時に燃やせそうだ。とりあえずこのセットで試行してみよう。

 後日、ストーブの位置を暖炉に近づけるために、45度曲がりを追加して煙突を捻って短くした。これで、暖炉の前が多少広くなって、色々作業がやりやすくなった。



 ここまで暖房を強化して、風邪引いてたら笑いもんやな。今シーズンは、既に一度引いているので大丈夫。油断大敵、薬石の般若湯を控えめにするのが一番ですよ〜。わかってますがな・・・