散髪2023年10月21日 08:59

 散髪


 7月から約1ヶ月で2回の抗がん化学療法(点滴1週間×2回)をやった。よく言われるように副作用で脱毛がはじまる。程度に差はあっても例外はないようだ。

 ガン患者の多くはニットの帽子をかぶるか、スキンヘッドにしている。こちらは入院前に短く切ったので、帽子をかぶることもなく自然に任せていた。


 [1回目の抗がん剤注入が終わって1週間後、まだ、脱毛はわからない。(散髪して1ヶ月後)]


 [1回目注入後2週間経った時点、どんどん黒いのが抜けて、白いのが残る。]


 2回目が終わった頃から脱毛もおさまった。黒いのがはえだし、白いのがひょろひょろとはえている。


 [2回目の抗がん剤注入後、黒いのが増えたようにみえる。]


 自分より家人の方が全方位からよく見ている。慣れもあるのか、それで良いという。だが、中途半端なこの生え具合は、どうもいただけない。と言うことで、いつもの散髪屋さんに行った。

 4ヶ月ぶりである。病気のことは言ってなかった。ご主人いわく、そんな短に刈ったかな。じつは・・・・と言うことで、どう刈るかお任せにした。


 [散髪後の写真。前は撮ってないが、白い毛がところどころひょろひょろと長く伸びている状態であった。全体的には家人が言うように、散髪前後であまり変わらない。]


 小一時間で、すそを刈り上げて毛の長さを短めに揃えた格好になった。帰ったら案の定、変わってないとの一言である。確かに遠目にはそうだが、すそがスッキリしたので締まった感じがするのだが。

 これから寒くなる。この頭では外に出るのに帽子がいる。どこまで、毛の密度が戻るかわからないので、ニットの帽子を買うかなあ。