山道から参道へ2021年12月14日 13:22

 山道から参道へ


 大した長さではないが、参道の石畳は繁茂した枯れ草で覆われていた。今夏から放ったらかしで、見たくなかったが、師走になってそうはいかない。山門を開けた。山道の奥にぽつんと廃寺か、自然あふれ過ぎ。いくら好みと言えども、うーん、これではちと情けない。せめて道から石畳が見えるようにしておかんといかん。既に雑草は種をつけているので、草取りをしたら前栽にばら撒くことになる。来年の草取りが思いやられる。

 前栽の風通しが悪く、樫の葉に斑点が出る。カビかウイルスか分からない。常緑樹の剪定時期ではないが、あまりにも茂りすぎなので、枝抜き剪定をやった。

 これで、枯れ草とった後の石畳。まだ、落ち葉はそのまま。白い花は樹齢100年以上と思われる山茶花。



 一昨年の4月に切った入口の楠木。芽が出て山嵐のようになっていたのを剪定した。3度目。すごい樹勢で、どう仕立てるか思案中。切り株の上に載せた、玉切りは融着したのか動かない。




 ブロック塀沿いに、手前から柘植2本、樫が数本並んでいる。これでも、枝抜き剪定した後。



 自然に生えた木を、許せる範囲で切らずに大きくしてきた。このままでは、整理しないと庭ではなく中途半端な林になってしまう。××界ではないが、改造がいる。敷地の割には樹木が多すぎるのだが、再編のデザインが浮かばない。昔読んだ山口瞳のエッセーで、「若い頃庭に沢山の木を植えたが、年取ってバッサバッサ切った」と書いていたのを思い出した。理由は覚えていないが、何となく分かるような気がする。樹木は成長する。適当に透かして、更新しないと密林になる。庭、林、森 か・・・もう少し研究してみよう。出会いを求めて、あちこち散策してみるか。庭は写真では分からない。写真で映らないところを見ると、どの程度苦労しているのか分かる。やはり現地へ行かないとなあ。


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