骨転移見つかる2025年09月01日 14:42

 骨転移見つかる

 一月ほど前から右の肩甲骨あたりが痛かった。筋違いか肩こりかと思っていた。いつまでも痛みが消えない。ときどき結構痛い。朝ジムで風呂に入ったら嘘のように痛みは消えるが夕方になると痛みだす。

 そうこうしているうちに3回目のキートルーダの点滴とCTを撮る日がやってきた。診察の結果、腎臓は若干大きくなり、背骨に転移していることがわかった。キートルーダは効いていないので、化学療法の薬に変えることに。

 骨転移は整形外科で翌日診てもらうことになった。その日は帰宅したが夕方、3週間ぐらい入院の準備をしてくるように言われた。治療は放射線治療をやる。

 CTでは詳細がわからない。早速MRIを撮ることに。やはり骨転移はやや進んでいる。背骨をねじらないよう安静にしなければならない。終日ベッドですごす。背中を立てるの30度まで、排泄は紙オムツ、尿管を差しこんだ。先生いわく、治療はこれが一番きついと患者さんはいっている。

 入院翌日、整形外科のボスといわれる先生の診察をうけた。結果として体をねじるなど、背骨が曲がらないよう、かつ強い負荷をかけないよう動いてもかまわないことになった。ただ、歩くときは歩行器を使い病室のフロア以外に出てはいけない。

 入院5日で第1回目の放射線をあてる予定である。5回毎日あてることになる。それに途中で化学療法の点滴もやる。以前抗がん剤は効かないとブログにかいたが、やはりわずかな確率でもそれに賭けるしか仕方ない。

 さて、副作用はどうでるか、気分は最悪だが他に選択肢はない。先を考えず淡々とすごすことにしよう。

      幸太郎 九拜 @病室


明日退院予定2025年09月10日 17:59

明日退院予定

 二週間入院した。5回の放射線治療と化学療法(パクリタキセル単剤点滴)を開始した。

 骨転移には放射線をあてガンを焼く。痛くも痒くもない。あてている時間は1、2分である。これは楽勝だ。後遺症は知らない。ガンは2番胸椎を侵食していた。腰でなくて良かった。肩甲骨あたりに疼痛があるだけで、わりと体は動かせる。まだ痛むので、効果は出ていないようだ。

 やはりつらいのはパクリの点滴による副作用だ。腹の調子が悪いし、それに背中痛みが出ているので、かなりしんどい。食欲はなく、午前中は鬱で、午後から比較的よくなる。夜はトイレで3、4回起きるのでいつも熟睡感がない。なんとも言えない、鬱陶しい毎日である。

 ガンの苦しさは転移組織の疼痛であることを実感した。前はガンと共生して過ごせると思ったこともあったがとんでもない。なんかイスラエルとハマスが頭をよぎる。

 ゆっくり思いを巡らす虚しさのなかで、切れっぱしの若いころのメモリーが出ては消える。こんなもんやと第3の自分がつぶやく。

 病院で打てる手は皆やった。あとは結果を確認するだけ。

 歯科の予約と免許更新の予約を入れた。ちまたの生活へのならしだ。脱ベッド、コツコツと普段に戻そう---明日退院します。

     幸太郎 九拜 @病室