闘病の苦悩 ― 2026年03月13日 18:38
闘病の苦悩
何とも言いようのない低質生活が続いている。とにかく食後は2時間ぐらいは身体が動かない。とくに朝飯のあと午前中いっぱい動けない。ただ、5時に起きて6時ごろまでに朝食を終えれば、何とか9時にジムの風呂に行ける。これも近ごろしんどくなって、サボる日が多くなってきた。
この前の外来診察でドクターに訴えた。この抗がん剤は癌の縮小にあまり効いていないうえ、副作用がきつい。点滴投与のペースを遅くしたらどうか。ドクター、それは可能だと思うので、投与間隔を1週間増やして3週間にしようか。
これであれば、点滴後3週目はかなり動けるのではないかと期待するも、今の体調では自信はない。来週は春の彼岸になり庭や畑の手入れが待ったなしになる。世間では桜の開花、花見と楽しそうであるが、こちらの気分は180度真逆で、うっとうしい時期になる。
3週間隔の治療でしばらく癌の大きさの変化を見ることになる。楽観的でいないといかんと思うものの、不安は考え事をしているときにふとわいてくる。こんな繰り返しが毎日続くとだんだん気力が萎えてきて、食べて寝て、家でゴロゴロしてTVをみて一日が終わる。
まだ、何のために生きているのかを考えるところまではいっていないが、緩和ケアの状態が頭に浮かぶとやるせない。
今宵は暗いぼやきになったが、点滴後3週目の体調回復にいちるの望みをもっておやすみなさい。
幸太郎 九拜
身体は弱っても腹は立つ ― 2025年12月01日 16:52
身体は弱っても腹は立つ
抗がん剤パクリタキセルを点滴投与しはじめて2ヶ月半になった。副作用がきつく、週に一回のペースにはとても身体がもたないので休みながらである。これまでの療法とはレベルが違う。これが抗がん剤の副作用ですよと看護師さんは言う。個人差はあるとはいえこの薬はきついらしい。
きつい副作用に耐えても効くのは2、3割らしいのでそれを考えると、一気に精神的にきつくなる。心身ともにガタガタで何ともしんどい日々である。身体は正直で副作用がきつい間はいくら気力をふりしぼっても何とも動けないが、点滴後10日ぐらいたつと少し楽になって倦怠感が引いていくのを実感できる。
禅は今を生き切れとおしえるがその実現は病気ではとてもできないと思う。どうしても先のことをあれこれ考えてしまうのである。
全てを自然にまかせる。脳は休めて体の欲するままに食べて寝るに徹するのが良いのだが。そんなことを意識せずともそうなっているようにも思うが、時々脳がはたらきあせってしまうのである。
こんな状況でできることは、只々、断念して身の回りのものをすてる。物理的に消すのが一番であろう。とりあえずは身体が動くときに、棚の端から始末しよう。
早速、本の買取をネットで調べて家まで来てもらった。プリフラといところである。女性一人でやってきて、業者に売れるか査定させるという。玄関に山積んだ書籍の背を鷲つかみにしてスマホで写真を撮り出した。査定に10数分かかるという。その間チラシを出して、ネクタイピンとか時計、カメラはないかという。少しあったのでそれを出してみせた。そのうち査定の返事が来て、書籍は古いので全て買い取れないし、引き取り処分もできないという。なんかおかしな感じがした。手ぶらで来て写真を撮って査定のふりをする。最初から本なんか買い取るつもりはない。
久しぶりに腹が立った。身体は弱っててもはらは立つものだ。全てキャンセルして帰ってもらった。あとで考えてみたらほんの買取を装ってジュエリーを探しに来たのだと思う。しんどい目して本を玄関に運んだのに、悔しい。
このままでは、玄関は本の山である。棚に戻す元気はない。一度頼んだことのあるブックオフを思い出した。本は段ボール3箱に詰めた。重たいので箱は補強した。とりあえずは無事引き取ってもらった。一安心。
やれやれである。ネットにはうまい話が溢れている。困っているときは簡単に騙される。高く買い取ってもらうつもりはない。商売人の仕掛けに引っかかる自分が情けない。
今週久しぶりの点滴である。またしんどくなる。これまた鬱陶しい。年末なのにいいことないねー。
幸太郎 九拜
おもちゃは買ったが ― 2025年08月28日 08:42
おもちゃは買ったが
机上で遊ぶのにおもちゃを買った。iPadAirである。設定を済ませて触ってみてはいるが、なかなか新しい機能を使うまでには至っていない。
これまで使っていたのと変わりがないのであるが、使いこなせないのがくやしい。今の自分の腕では新機能は使いこなせないので、勉強しなければならない。気力がいるのである。
今のところ古いので十分用が済んでいるので、その気にならない。それに買うまでわからなかったが、アップルがPRしている使い方は隠居した高齢者には必要がない。ペンシルの機能も追加されているが、絵描きでもないのでそこまで必要ないように思う。
現在の自分のライフスタイルは世間のDXの動きにやっとこさついていっている感じである。スマホにやっと慣れてきたところで、最新のタブレットを連動させるのはまだ先の話で、いつになることか。
こんなことで、抗がんと同様におもちゃで遊ぶのも苦戦している。今回のことで分かったことは、楽しく遊ぶのは道具のあるなしではなく心の如何によることである。そんなことは子供の頃から身についているはずなのに、歳とって頭の中が理屈でいっぱいになり遊び心が消えかけている。
これが老化なのかもしれない。こちこちの親父の石頭と言われるが、いろいろな場面で出てきている気がする。気をつけないといかんぞ。
楽しく遊ぶには体を動かすに尽きる。頭を動かす遊びは下手したらストレスをためてしまう。
自然体で無心に遊べなくなったのがどうもいかん。猛暑がおさまったらせいぜい外に出て身体を動かそう。さすればいっときでも童心にかえれるかもしれない。
幸太郎 九拜
英 水道民営化の破綻 ― 2025年08月10日 17:04
英 水道民営化の破綻
日経電子版に英国の民営化政策が転機を迎えているとの記事があった。民営化で騒いだのは何年前のことだろうか。水道は2018年に水道法を改正して民営化を可能にした。
8月8日付日経電子版より

水道畑で働いたので、えらいこっちゃなあと思っていた。当時を思い出して2022年から3回ブログに書いた。
https://aaji.asablo.jp/blog/2023/06/30/9598359
当時から代替手段が容易でない公共サービスの民営化には疑問を抱いていた。理由は単純である。新製品やサービスを出し続ける組織のない地域独占営利企業のミッションは何かわからない。
案の定、民営化の成功モデルであったテムズウオーターも国有化に舵を切ったそうである。強力な監視機関も設立してたのに機能しなかったのだろうか。
この記事を読んでやっぱりなあと思う。この歳になって更に突っ込む元気はない。水道では宮城型民営化はうまくいってるのだろうか。電気、ガスはどうか。郵便の値上げや不祥事、心配し出したらきりがない。
新自由主義を唱えていた経済学者は政治行政をそそのかして稼ぎまくった。今の破綻はガバナンスに問題があるというのだろうか。
大きなうねりを持って地球が変動している。今までに経験のない暑さに豪雨、危機管理にもっと知恵を絞らねばとほそぼそと思う。
暑くて元気が出ない。
高齢者、ぼやきができなくなったらおしまいか?
やれやれ・・・
幸太郎 九拜
猫背になった ― 2025年03月08日 17:38
猫背になった
最近、ゆっくり散歩できるようになってきた。散歩には帽子は欠かせない。冬の間はキャップ型の帽子を被っていたが、久しぶりにハット型を被った。するとどうだ、頭を動かすたびにハットのつばがコートの襟につっかえて帽子が持ち上がる。
下を向いているときは引っかからないが、前を向くと引っかかる。あごを引いて背筋をピンとすれば引っかからない。猫背になっているようだ。
そういえば、この前歯医者の診察椅子で背もたれが倒されたとき背中がやけに痛かった。散髪で顔をそってもらうときも背中が痛んだ。寝るときはあお向けではなく横を向いて背中は丸めている。こんなことからして、この頃は背中がまっすぐになっていることはほとんどないようだ。
家では机に向かって時間を過ごす。椅子の背もたれにもたれかかっていて、極めて行儀の悪い格好で座っている。ときどき足は机の上である。とくに食後は動けないので、この格好が楽でよい。どうも食道を取っているので背中を丸めて腹をかばう癖がついたようだ。
高齢になれば背ぼね周りの軟骨や筋肉がやせるので背中は曲がってくるらしい。病気による痩せと筋力の低下、それに姿勢の悪さが猫背に追いうちをかけ、身長は2センチぐらい低くなった。
元々首が短い上に背中が丸くなれば首はなくなる。うーんこれではいかん。歩くときは猫背になれば気がつくようにハットを被り、あごを引いて肩を開いて正面を向いて少し遠くをみよう。意識せずボーッと歩いてたら猫背になっている。
抗がん剤の副作用が薄らぎ、身体が動くようになったら、あれーっおかしいと気づくことが色々出てくる。老化の進展なのかなあ・・・ やれやれ
幸太郎 九拜

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