大木伐採再び(その2)2023年02月01日 20:09

 大木伐採再び(その2)


 先日、2日間で伐採は無事終わった。クレーンを入れることができたので、工程の短縮は抜群である。初日は3人で大木周りの整備をして、次の日にクレーンと他4人で一気に伐採、枝処分を行った。

 初日は、時々雪でどうなることかと思った。作業着や道具が濡れないので雨よりは良いが。この程度では、もちろんプロは手を止めない。


 写真はこの前買った、リコーのWS-80で撮った。こんな時のために、防水仕様を買ったのだ。早速のお役立ち。


 明日、クレーンを写真右側に据える予定。大木は左側にあるので、邪魔になりそうな木を先に伐採した。


 初日終了

 2日目、朝から空は抜け、冷える。クレーンを据えた。先端には孫竿を付けてある。

 左側に伐採予定の大木があるのだが、クレーンの竿高で小さく見える。


 伐採は上の方からクレーンで吊りながら、適当なところで切っていく。切った枝は奥に下ろして、片っ端からチェーンソーで刻む。



 午前中にここまで切った。


 大木の根元はかなり重いので、クレーンで吊るのは危ない。根元で切って転がすことに。


 回転しないように適当に枝を残して、上の方にロープをかけて引張る。


 倒したい方向に受け口を切って、反対側からチェーソーの刃を入れる。切り終わり頃にクサビを打って倒した。


 無事倒せた。

 道にはみ出した藪椿を含む雑木を全て切った。

 奥の枝山。さすがプロも疲れた。ここに宝が埋もれている。腐らせてはならない。


 すっきりした田んぼ。


 比較のために伐採前の写真を出そう。


 伐採後は田んぼの面より上に出た木は見えない。


 何とか2日間で、始末できた。事故も怪我もなく終わった、やれやれである。残るは若干の寂しさかと思いきや、新たに絵にならない殺風景さが生まれた。

 角の大木は、自然景観の一部を担いながら、半世紀以上法面が崩れるのを抑えてきた。多分根は生きているので、芽を出したら今度はちゃんと管理してやらないと、初代大木に申し訳ない。

 如何にして最低限の人為で、自然環境を維持するか、中途半端な田舎の課題でもある。・・・死ぬまで挑戦かな。

 覚悟は良いとして、今夜も、やっぱり般若湯をなめながら、思考の柔軟性を鍛えねばなるまい・・・。




K〇〇.comの仕組み2023年02月08日 20:19

  K○○.comの仕組み


 インターネットでよく買い物をする。物にもよるが家電はほぼ100%インターネットで買う。ネットサーフィンで安いサイトを探す。


(インターネット失敗経験)

 昔、園芸用の資材で物は忘れたが、数万円ぐらいのものを探していた。色々調べて普通のサイトの半額ぐらいのところを見つけた。案の定詐欺サイトでクレジットカード情報やメールアドレスを盗まれてしまった。

 突然連絡がつかなくなったので分かった。すぐにカード会社に連絡した。何かのチケットを大量に注文しているので、おかしいと思って止めてあるという。実質被害はなかったが、カードは再発行となった。  

 こんな経験もあって、最近は異常に安いサイトは気をつけているし、大概日本語がおかしいなど、怪しいところに気がつくようになった。それに、ネット上には情報があふれているので、大体相場が分かる。


(電子レンジの買い替え)

 今回、電子レンジを買い替えた。古いレンジはナショナル製で20年近く故障もなく動いている。ただ、レンジのスタートボタンが入りづらくなってきて、朝方うまく入らなかったら少し慌ててしまう。

 2年ほど前からボタンの調子はわるいものの、問題なく動くので我慢していた。買い替えを迷っているうちに中国のコロナやウクライナ、半導体不足で気がつけば、5割ぐらい高くなっていた。

 高齢者は、買い替え時期を遅らしたって意味がないことに気づいた。たかが1,2万の家電、多分こちらが先にくたばる。だが、買うにしたって前の値段を知っているだけに、同じものが1.5倍は悔しい。

 狙っているのはパナソニックの単機能レンジである。メーカーはマイナーチェンジして2月に後継機種を発売する予定だという。そうか、多分前の機種は在庫処分になる。チャンス到来である。


(価格比較サイトの活用)

 そこで、価格比較サイトに指値を入れた。狙った価格が出ればメールで知らせてくれる。2日後ぐらいに、2000円ぐらい安くなったと知らせが来た。うーんこんなもんでは動かんぞ。すると、それから数日で元の高値に戻った。そのまま、下がったり上がったりで揺さぶられ、二週間ぐらいたった。うん、かなりの価格がきた。4000円ぐらい安い。販売店はアマ××である。1年前よりは少し高いものの、買うことにした。心理的にうまく揺さぶられたように思う。


(比較サイトの戦略)

 ネット上の情報のやり取りはすごい。ネットサーフィンで最安値は確認できる。今は価格比較サイトでは最安値は探せない。このようなサイトは今や別の目的があるように思う。ネット上に市場と言うか、プラットホームを作っていて、これが曲者である。

 買い手は知らぬ間に購買心理を支配される。すなわち買い手が指値で希望価格をプラットホームに提示する。売り手は、現状の価格と希望価格の間で最初は1割程度の幅で価格を上下させ、ある程度時間が経ってから2割程度安い価格をだせば、売れる。今回の場合はアマ××が刈り取った。この仕組みでは、買い手は安く買えたと思ってしまう。リピートは必至である。

 情報の怖さが分かる。それを利用した戦略は身近に存在しているのだ。積極的にこの仕組みを利用しても良い。ただ、駆け引きだと思うので、相場を知っていて、時間的余裕がないと高い買い物になりそうである。情報とは、脳はそれを得て判断しているので、真実だと認識した途端に支配されることになる。情報は元々曲者なのだ。知らない方が幸せなことはよくある。


(高齢者の迷走か迷想?)

 高齢者にとっては、情報の多さと変化のスピードについていけない。おまけに、白、黒、灰色まで溢れかえっている。

 情報空間を川に例えれば、そこには魚もいるが、ゴミもいっぱい流れている。昔は澄んだ小川だったが、今や流れの速い大河である。相対的に魚は少ない。勘の鈍い釣り下手は、昔の仕掛けで、ゴミは掛かっても魚は釣れない。


(いよいよ妄想か?)

 情報はウイルスに似ている。流行り出せばどんどん変異する。ワクチンは無いんかい。頭に効くワクチンか。副作用はきついが、あるではないか。「洗脳」や。なんとか教会で有名になったが、昔からある。強弱はあっても世界中に蔓延している。

 いや、東洋の瞑想が良いぞ。副作用は無いようやし。

 またまた、頭がエンドレスに回り出した。これで、禅までいったら、寝られんようになる。

 電子レンジ一つ買い替えただけで、ここまで考えんでもよろしい。もう止めよう。疲れました。チーン・・お休みなさい・・・


滅多に無い?一日2023年02月20日 13:15

 滅多に無い?一日


 先日の出来事。朝から、忙しかった。簡単に言えば、K医院→スポーツジム→T医院→S薬局である。書いてみれば、大したことはない。

 8時半にK医院に自転車で行く。急ぎ帰って9時過ぎにジムに行く。この間に、家でスイムパンツに履き替える。ジムに駆け込んで、プールサイドに立つ。

 うん、パンツの前に紐が出てる。ケツに白いラベル、よくみればインナーと呼ばれる布切れがひらひらしている。裏ではないか。


 たまたま、布切れが黒だったので気が付かない。別のパンツは肌色なので分かりやすいのだが。既に、プールサイドまできている。ロッカールームで替えるかと、一瞬、考えたがやめた。その方が目立つ。泳いでいる間は誰も気づかない。

 プールを出てからは、歩行専用レーンの横、すなわち舞台の花道を歩くことになる。いつも、顔見知りの高齢の男女に挨拶する。無言では通れない。相手から指摘されるのも何なんで、今日は、裏履いてまーす。お先でーす。で帰ってきた。

 午後4時にはT医院に予約を入れてある。ここも自転車で行くのだが電車二駅ほど離れている。帰りには、薬局で2医院分の薬を買いたい。色々効率よく済ませるために、準備をする。

 この日の予定では全て入館にカード類が要る。ジム行きには、バッグは専用にしたので、それ以降カードなどは忘れない。過去、よく忘れたのはお薬手帳である。今回も、そこに気が入った。

 外は寒い、自転車で30分、4時前に医院の受付に到着した。カバンを開けた。お薬手帳と、朝のK医院の処方箋、財布は確認できた。あれっ、ここの診察券と保険証が無い。薬局なら完璧なんだが・・・2ヶ月前に診てもらっているので、何とか受け付けてもらった。

 対策その一、医者行き用の専用袋を作って、複数の診察券、保険証、お薬手帳など全部入れておく。

 その二、スイムパンツは、裏返して干さない。いや、リバーシブルパンツをさがそう。

 以上、滅多に無い一日でした。


 これって歳のせいかなあ・・・そのうちこれが日常か・・・対策袋が机の上に溢れて、目的の袋が分からなくなる・・・新たな対策がいる・・・またまた迷想の恐れが出てきた・・・つづく



忘れ物はなんですか?2023年02月28日 15:24

 忘れ物は何ですか?


 昔、会食の後、カラオケでよく歌った。


 ♪忘れものは何ですか?  違う、違う 


 ♪探しものは何ですか? 見つけにくいものですか? カバンの中も つくえの中も探したけど見つからないのに まだまだ探す気ですか?それより僕と踊りませんか? 夢の中へ 夢の中へ 行ってみたいと思いませんか?・・・探すのをやめた時 見つかる事もよくある話で・・・♪


 そう、井上陽水です。この当時、サラリーマンの苦悩をうたっていると受け取って、得意になっていたように思う。最近忘れものが気になり出し、この歌を思い出した。ところが歌詞は探しものではないか。そうか、忘れ物は若者には似合わない。

 そこで、探しものを忘れものに置きかえて歌ってみた。もちろん、声は出さない。何の違和感もない。高齢者向きなる。

 探しものは前を向いている。夢とロマンを感じる。一方、忘れものといえば後ろ振り返る。消えた過去の記憶である。カラオケで年寄りが忘れものの歌をがなったって、むなしいばかりで、悪酔いしそうである。

 また歌を思い出した。


 ♪忘れてしまいたい事や どうしょうもない寂しさに 包まれた時に男は 酒を飲むのでしょう ・・・♪ 

 河島英五です。

 脳は良くできている。どうでも良い事は期限付きの保存である。心に刺さった事は永久保存かもしれない。この判断はどこでやっているのか知らないが、思い通りにはならない。脳での保存期間は情報の種類、記憶能力、年齢などにより様々なようだ。ただ、高齢化に伴い保存期間は短くなる。では、高齢者はどうすれば良いか。対策はいくつか考えられる。

 一つ目、保存期間が短いのはどうでも良い事なので、放っておく。酒でも飲めばさらに期間は縮まる。

 二つ目、覚えておきたいのなら、期限切れの前に更新する。この方法は受験勉強と同じで、どうでも良い英語の単語を繰り返し確認すれば覚える。余計な事考えずに、ひたすら繰り返すのだ。できれば大きな声でやる。お経も同じなんですよ。高齢者でも更新期間が短いだけで、必ず覚えられる。

 三つ目、恋でもすれば、ロマンスの単語は忘れにくい。酒を飲んでも忘れない。この方法は、心を動かすので、脳への刺激が強い。体験は強力だ。

 四つ目、メモをとる。小学生の頃からやってきた方法です。行為を伴うので、脳での保存期間は長くなると思われるが、いずれ内容は消える。だが、紙が残っているので、必要な時に取り出して見れば良い。

 だが、メモは ♪探したけど見つからない・・・♪

また、回り出した・・・つづく