ジンギスカン鍋を極める ― 2024年09月20日 17:22
ジンギスカン鍋を極める
会社員時代に北海道によく出張した。その頃、ジンギスカンをよく食べた。札幌にはラム、マトン、タレ漬け、生肉などいろいろなメニューの店がたくさんある。それぞれ特徴があってみんな気にいっている。
タレ漬けの中に松尾ジンギスカンというのがあって、あちこちのレストランや食堂で食べられる。なかなかうまいし、手軽なのでよく食べた。
病気になって入退院を繰り返すうちに、病院食の味と臭いが嫌になってしまった。前回の入院でこってり食というメニューを知った。夕食だけだが味付けがしっかりしているので食べやすい。
そこで思いついたのがジンギスカンである。普段も時々食べていたが外で焼肉風にしていた。煙が出るので室内ではやっていない。ネットで色々調べていたところ、松尾ジンギスカンでは煙が出るほど焼かずにレアぎみをすすめている。これならリビングでできそうである。
早速、家人の了解を取らねばならない。台所は家人の管理なのでかってに買うわけにはいかない。
ジンギスカン鍋は持っているではないか。あれは穴があいていて、野外用なんや。煙が出るので中ではちょっとむりや。
それにカセットコンロもいる。ちょうど防災対策で買うつもりだったので、こちらはすんなり了解してくれた。
さて、なぜ鍋までいるのか。フライパンでも間に合うではないか。確かにそうだが。ネットで調べているうちに、松尾のジンギスカン鍋が改良されているのがわかった。タレが売りなのでそれを活かせる鍋である。
ヘルメットを裏返したかたちで、鍋の周囲で野菜を煮るのだがその部分を広めにしてある。また真ん中の山の部分で肉を焼くのだが、他メーカーの鍋と違い溝は同心円でその深さもタレがある程度とどまるように工夫されているようである。最新の鍋は2022年発売で6代目だそうだ。南部鉄の「岩鋳」製である。価格は4,800円と良い値段である。
病気になってから考え方が変わった。本物志向が強くなった。この期に及んで間にあわせで済ませたくない。羊肉には思い出がいっぱいなのでとくに極めておきたい。
松尾ジンギスカンの工夫はどうか、楽しみである。
PS
コンロとジンギスカン鍋は入院中に発注した。ものは届いたが副作用で腹の調子が悪く、まだジンギスカン鍋を囲んではいない。
コメント
_ やっちー ― 2024年09月25日 15:10
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