食道癌術後2年9ヶ月 ― 2026年05月28日 09:58
食道癌術後2年9ヶ月
食道癌の手術をして2年9ヶ月が過ぎた。手術後の再発を防止するために色々な抗がん剤治療をしてきた。おかげさまで転移した癌も今のところ暴れてはいないようである。
薬の副作用がきつく生活の質は落ちたまま低空飛行状態である。今投与しているパクリタキセルも標準の回数を迎えているようでこの頃ドクターは、血液検査の結果では点滴できますが・・どうしますか?と問われる。
悩ましいのは止めれば癌が進行する可能性があり、そのスピードは速いとのこと。そうなると緩和ケア状態となり痛みがひどい場合はモルヒネなどで緩和するらしい。
この可能性がどの程度か個人差があって誰にもわからない。前回の点滴から一月空いた。今回どうするか迷ったが再発すれば数ヶ月の寿命といわれると、点滴できるならする方が精神的には楽である。
何とも悩ましい日々である。癌と向き合うとはこういうことかと実感する。心身共にしんどいが、身体に痛みが出だしたら、一気に参ってしまい、寿命をむかえるのだろう。
結局、少しでも効き目がありそうならそれを試すのが悔いがなくてよい。短い予寿命であるほど末期の生活全体で、したいことは我慢せずにやれば心が落ち着く。やりたいことはそんなに沢山あるわけでもない。
闘病期間が長くなればその間に心の整理ができるし、年とれば誰だって身体の異常が出てくる。ちょっと癌という重たい荷物を抱え込んでまだ、墜落せずに未知なる世界に飛んでいけるなんて、ラッキーではないか。
ものは考えようとはよく言ったものだ。 ・・・・
幸太郎 九拜
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