自然界の勢い2022年05月22日 21:15

 自然界の勢い


 自然界の営みは二十四節気にうまく当てはまる。太陽の動きを元にしているので当たり前か。自然界は太陽の動きに応じて営まれてる。そのことが実感できるのが春から夏にかけて、二十四節気で立夏から小満、芒種の頃である。啓蟄で虫が動き出すと言うが、この頃からあらゆる生き物が勢いづく。

 作業の合間に観察すると、梅の木からは毛虫が糸を出してぶら下がり、夏みかんの花には黄金虫の小さいのが蜜を吸っている。草むらにはナナホシてんとう虫がうろうろし、カラスノエンドウの花にはアブラムシがついている。既に大きくなったアゲハ蝶の幼虫はミカンの葉っぱを食べている。菜の花は既にタネが入り、次にダイコンの白い花が消えタネが入り出す。写真の畑はネズミ麦、スイバ、スカンポ、セイタカアワダチソウ、チガヤなどが大きくなっている。ダイコンのタネが熟すまで放っているのでこうなってしまうのだが、来年はタネをとるダイコンを選別することにしよう。草刈りが大変なのだ。



 また、カラスのギャーという何とも言えない鳴き声が時々聞こえる。どこかと探していたが、背の高いシュロの木にいるのを見つけた。ひょっとしてと思い、テッペンを長い竹で突っついた。案の定作りかけの巣があった。そういえば鶯も必死で鳴いていたな。



 珍しく交尾中のシオカラトンボをみつけた。写真では少し分かりにくいが。



 とにかくこのシーズンの生き物は休んでいない。毎年のことだがこの勢いに圧倒される。こっちは下り坂なので精力のギャップが大きくなる一方なのだ。

 自然界のリズムにのるのはやめとこう。無理です。マイペースで出来るところまでで、よいのだ。来年になっても何も変わっていないのだから・・・こちらの老化がすすんで、そう見えているだけなのかもしれないが・・・それが自然、自然体で何ともよいではないか。



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