ガン転移発見2024年05月10日 17:41

 ガン転移発見


 オプジーボの副作用で大腸炎になった。その治療をステロイドでして、その副作用なのか、筋力低下と下垂足で歩くのが不自由になった。ステロイドの投与量を少しずつ減らして、ようやく副作用が治りつつある。

 すでに手術後半年以上たった。予定通りCT などで転移の状況を検査した。案の定、腎臓に転移しているのが見つかった。

 実際に転移していることがわかると、やはりショックである。今のところ、ガン細胞はおとなしくしていて、臓器の機能障害を起こしているわけではないが、ほっとけない。 

 治療は抗がん化学療法が標準らしい。一週間ぐらい入院して薬剤を点滴で投与するとのこと。再び副作用とガン抑制効果を確認しながら、3週間を1コースとして、最大6コースくり返すようである。

 オプジーボは副作用がきつく出たので、別の薬(ペムブロリズマブ)を使う。使える薬は副作用しだいである。副作用を我慢すれば、必ずガンが抑えられるわけではない。かなり悩ましい選択を迫られるようだ。

 今の時点ではやってみる以外選択肢はない。オプジーボの副作用を経験しているので、早めに副作用の兆候をつかめるのが救いかもしれない。

 この治療でガン細胞を絶滅できるわけではない。原因は別にして死ぬまで治療を続けることになる。長丁場を覚悟して精神面を整えておこう。

 先のことは棚に上げて、今に気を集中保持できるよう思考のくせをつけたい。これがなかなか難しいが、習慣づけに良い方法を思いついた。坐禅である。ベッドの上でも坐れるぞ。こんな時は、受け身では気が滅入る。攻めで挑もう。

 毎月、一週間の僧堂入りや。なかなかしぶとい、くそ坊主、来週行ってきまーす。




コメント

_ やっちー ― 2024年05月15日 13:37

自分に合ったクスリや治療法が見つかるまで、手探り状態が続くと云うことなのですね。そして死ぬまで治療が続くとは初めて知りました。透析の人と同じですね。ガンってなかなか厄介なものですね。

_ アージ ― 2024年05月17日 11:49

今のところ、ガンについては次のように考えてます。ガン細胞は誰でも持っていて発生と消滅を繰り返している。上手くバランスを取っているのが免疫で、ストレスか何かで免疫が弱るとガン細胞が増殖し、臓器に定着する。だから、免疫が元気に働けるよう心がけが重要ですが、まあ、サラリーマンは退職前から高齢前期ぐらいまで免疫を酷使しないよう気をつけなあきませんね。

_ 甥の徳次郎 ― 2024年06月03日 14:05

まず、親族一同ご心配申し上げております。
そして、アージ、かっこいいです。
ベッドの上で坐禅。
受け身ではなく攻めで挑む。

スポーツでも、仕事でも、
受け身ではなかなか良い結果に結びつきませんが、
70を過ぎて病気を患っても、
自分はアージのように攻めの姿勢で立ち向かえるだろうか。
心より回復を願っております。

_ アージ ― 2024年06月06日 15:51

徳さん 久しぶりやなあ。正直なところ、入院中は副作用で坐禅どころではありませんでした。初日は点滴待ちで暇だったので坐りましたが、後はもうガタガタ。来週、2回目の入院ですが、何も考えずに粛々と看護師さんの言うことを、しのごの言わずに、聞いてすごそうと考えてます。多分、副作用の兆候に神経を尖らせているでしょう。

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