トマトは強い2020年12月21日 16:25

 福岡正信翁の本と出会って以来、自然農法に興味を持っていた。関連を調べていくうちに木村秋則の「奇跡のリンゴ」を知って感動した。関連の本はいろいろあるが「あなたの人生に奇跡のリンゴをつくる本」に家庭菜園でできる方法がいくつか紹介されていた。土地が乾燥ぎみなのと、手間がかから無さそうだったトマトで試してみた。結構上手くいった。10年ぐらい前のことである。それ以来何もしていなかったが、今年は時間があったので2度目のチャレンジとなった。

 栽培はミニトマトと枝豆である。ダイズの根の根粒菌が土に窒素を補給すると書いてあった。種を買ってきて適当にそばに撒いた。これは2、3株収穫しただけで、他は水切れで全滅した。

 ミニトマトはホームセンターに行って接木苗を買ってきた。買った時期が遅かったのか、少し高いこの苗しかなかった。


 木村秋則 創森社 「自然栽培ひとすじに」

 教えの通り、伸びた脇芽は摘み取り、先だけのこして寝かせて定植した。摘んだ芽は別の場所に挿した。横植えの方法は土中の茎から根が出てくるので、接木苗は必要ない。夏ごろから収穫できるようになった。メインの苗はもちろんだが、挿し芽も良く育った。一つのポット苗が4株生み出した。すごい。今年は温かったのか、12月初め、まだ葉も緑で実をつけている。トマトの生命力はすごい。


  接木苗: 茎はたくましく、暴れまくり(12月4日)

  挿し芽4株: 畑は日当たり良く、よく育った(12月4日)


 寝かせた苗と挿した苗を比較すると、寝かせた苗はもちろん成長が早かったが、挿した苗も一人前に育ち、両者ともにたくさん実をつけた。肥料は何もやっていない。日あたりが畑の挿し芽株の方が良いので単純には比較できない。12月20日、まだ、赤いミニトマト数個あり。

 来年は安い苗を一株買う。たくさん挿し芽をしてちょっと得した気分になる。なんや、しょぼいなあ・・・。


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