ミイラ発見2021年05月13日 17:15

 ミイラ発見


下屋のミイラ

 納屋の傍に下屋がある。昔、漬物樽を置いたり、玉ねぎを吊るしたり農具を入れたりしていた。2年前トタン屋根の葺き替えで奥まで整理する事になった。20年以上掃除もしていない。ちょっとした仕切りがあるだけで外からの出入りは自由である。奥は枯葉の吹き溜まりになっている。そこでミイラを発見した。



タヌキ ? アライグマ?

 昔この下屋でタヌキが死んでいた事がある。その時は、田んぼに埋葬した。今回はミイラである。体長40センチぐらい、骨と皮だけで形をなしている。タヌキかアライグマか、アライグマには散々苦労させられたので、タヌキだと思いたい。昔は両者が競っていたが、最近ではタヌキは見なくなった。原因はアライグマに負けたか、ダニの感染症が蔓延したか、両方が重なったのか分からない。疥癬(ダニ)症にかかったタヌキを下屋の近くで見たことがある。全身掻き傷だらけで、毛はほとんど無い。まるで毛刈り後の子羊である。冬だったので暖かい所を探してたのかもしれない。放っておいたのだがあのタヌキが潜り込んだのかな・・・


ミイラ神

 火葬か埋葬しようかと思ったが、古代ではわざわざ作ったそうではないか。何かの神が乗り移っているかもしれない。という事で、処分はやめて祀ることにした。デッキの隅で見守ってもらおう。



ミイラ、イタチと戦う 

 ところが、デッキで休憩する時に横に座すので、気持ちが悪いと不評である。仕方なく別の場所に移した。しばらくそうしてあったのだが、ある朝デッキにイタチが居るではないか。デッキを縄張りにされたら敵わない。再度ミイラ神に登場してもらうことにした。周りにはこれは守り神だと言いくるめているものの、慣れがいるようだ。その後は、イタチは見かけないが、たまたまかもしれない。