断捨離と供養2021年10月18日 17:10

 断捨離と供養


 コロナ禍で会合がなくなって2年ほど経った。急に寒くなってそろそろ衣替えかと思って、部屋の衣紋掛けを見た。スーツやジャケットなどが、隅っこで埃をかぶっているではないか。全く出番がないのだ。ポストコロナになって会合があっても、現役時代のスーツは着ることがない。いや着ることができない。減量で、サイズが合わないのだ。と言うことでスーツやジャケットを捨てることにした。ただ、資源ゴミに出すのは勿体ないと思って、比較的新しいスーツやジャケットなどをリサイクルショップに持っていくことにした。

 近くにキングファミリーがある。以前買取に出して、何百円かガソリン代ぐらいになったことがある。今回、エルメスなどのブランドネクタイも2本入れた。さて、査定額は驚きの¥17円、残念無念。よく考えてみれば、古着屋でビジネス用品は誰も買わない。昔、皮の高級ビジネスバッグはゴミで、ナイロン製のリュックだけ値がついた事を思いだした。今更ながら、価値観のずれは半端ではないのに気付かされた。他にも色々ずれまくってるのだろう。知らぬが仏か。みみっちいがブランドネクタイ2本は持ち帰ることにした。何と残りは¥3円なり。お店の募金箱に入った次第。


 若者向けの洒落たものは何もない。もう二度と行くまい。まだ、断捨離には記憶が邪魔する。酒でも飲んでお別れの儀式をしたらどうかなあ。よく働いてもらった。


(河内のオッサン)

 そりゃえーな。なんでもいろんな人のお陰で出来てるんや。感謝しなはれ。酒飲まんと、供養しとけ。