おっさんとおばちゃんについて雑話 ― 2022年02月28日 16:01
おっさんとおばちゃんについて雑話
毎朝、9時の開館と同時にスポーツジムに行く。着替え場で会うメンバーは大体決まっている。着替えながら、つぶやくような会話である。このシーズンは、寒い、冷える、○○さん来てないなあ、転んだんちゃうか、最近は3回目ワクチン接種やったか、ウクライナどうなってんねん などが挨拶代りである。
プライベートのことはこちらからは話さないが、たずねられたら素直に答える。8才年上のIKさん「昼から、何してんねん」特になにもしてへんけど、大体散歩がてらコーナンへ行ってます。「ふーん、飽きんとよう行くなあ」IKさんは指の体操があってええなあ・・・せいぜい1、2分の会話。
やはり挨拶というのは、群れる生き物として大事なことだと実感する。同じ部屋で着替えや、トレーニングをやっていて、最初は黙っているがちょくちょく顔を見かけるようになると、ひと声掛ける。それで垣根がなくなって、ずっと気安くなる。その場での仲間意識が生まれる。後を引くこともない。お互い気兼ねなく過ごせる。見かけ怖そうなおっさん、マッチョな若者、意外な声で安心する。みんな素直で優しい。
挨拶は仲間入りの重要な儀式になっている。逆にこれができなかったら、仲間入りは難しい。男女の比較は難しいが、挨拶は男女に変わりは無いように思うが、その後のコミニュケーションは女性の方が得意なようだ。毎朝プールで見ているので間違いない。
話は飛ぶが、男をイメージする言葉として、孤高、仙人、無口、頑固、力強い、女は、姦しい、おしゃべり、しなやか、しとやか、弱々しい などがうかんでくる。
何となく男は強くて単独、女は弱くて複数、のイメージがある。このような区別はその社会によって異なると思うが、差の原点は種の存続のために備わった性である。
自然界では、繁殖能力を無くした生き物は死んでゆく。唯一人類はその後も生き続ける。そのわけは文化があるからだそうだ。
女性は世間との付き合いがうまい。大人になってずっと生活文化の主役である。だから、引退したおっさんは、おばちゃんには敵わない。考え過ぎかなあ。いや、感じるのだ。
たまたま1週間、家にいることになった。暇もて余し、いらん事を考えてしもうた・・・朝から女性のたくましさを感じるエブリデイ・・
家の中では決してのたまわず・・・唄おう、酒と泪と・・♪
♪♪・・忘れてしまいたい事や どうしょうもない寂しさに 包まれた時に男は 酒を飲むのでしょう ・・・又ひとつ 女の方が偉く思えてきた 又ひとつ 男のずるさが見えてきた おれは男・・♪・今夜も酒をあおって 寝むってしまうのさ・・・♪♪あアーアー
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