棚に薪積む2022年12月08日 16:33

  棚に薪積む


 今年の初めに、大きな木を5本切ってもらった。細かく刻んでもらって、田に野積みにした。そのままではすぐに腐ってしまうので、竹を敷いてその上に積んだ。薪にちょうど良い太さの枝を、整理し終わったのは6月である。

 http://aaji.asablo.jp/blog/cat/outdoor/?offset=10

 木は野晒しでは確実に微生物が分解していく。今や細い枝はスカスカで簡単に手で折れる。燃やしても火力は弱い。12月初め、ちょうど良い太さの枝も、部分的に腐り始めている。

 早速、新設の薪置き場に運んだ。


 積み始めたが沢山は望めない。とにかく積めるだけ積もう。


 一応、満杯まで積んでみた。これらの枝は、皮はカラカラで部分的に腐ったりしているが芯の部分は生乾きである。結構な荷重となっているようで、棚板がわりの竹の中央部が少したわんできた。下から支えることにした。何のことはない、丸太の半割をかました。

 これでも野積みの枝は3分の1程度である。残りをどうするか。汗かいて整理した枝が、朽ちていくのは忍びない。どうしたものか。野積みの上をカバーすれば良い。方法としてはブルーシートかポリカ波板か。またまた悩んでしまう・・・

 ♪哭いているような ・・・

  雨に打たれて ながれた ふたつの心は

  かえらない・・・ 無常の雨よ

  ああ長崎 思案橋ブルース・・♪




次世代水道(アージのぼやき)2022年12月15日 19:51

 次世代水道(アージのぼやき)



 全国簡易水道協議会発行の「水道」に水資源機構理事の熊谷氏の記事があった。タイトルは「広域化の経緯と現状」である。


 冒頭に水道の世代の話があった。それによると世代は四つに分けられる。

 第一世代: 江戸時代初めに城下町ができ、導水のための構造物ができた。

 第二世代: 明治期に英国の技術が輸入され、伝染病対策として近代水道(現在水道の原型)を生んだ。

 第三世代: 戦後、人口増、都市化、生活・産業構造の変化→水源開発、浄水処理、一般給配水の3つが分離し、また、用水供給事業が生まれた。

 第四世代: 少子高齢化、長期人口減少社会に適応した次世代水道


 このように、ざっくり水道の成り立ちが整理されている。ここでの世代区分の主軸は人口と密度である。当たり前のことであるが、水道は社会インフラなので、需要者の量と密度で形が変わる。

 問題は次世代水道である。人口が減れば需要は落ちるし、密度も低下する。確実に水道システムの効率は落ちる。さてどうするか? 

 国が示す水道ビジョンは「安全・強靭・持続」の観点から、50年100年後の理想像をめざすとしている。確かに課題山積なのはよくわかるが、何故か響いてこない。

 水と空気はただの感覚が残る国で、環境・水問題はなかなか国民の心に染み込まない。どこの国も似たり寄ったりかもしれないが。この問題は、各自の生活に直接関係してやっと自分ごとと捉えるのではないか。文化とも密着しているので、問題意識の共有には時間がかかる。

 国は住民の理解が重要だと言いながら、経済論理で群集心理をコントロールしているようだ。海外水メジャーから押し付けられたローマ字・カタカナの官民連携施策を国民のどれくらいが理解しているのだろうか。

 営利を目的とする民間に、生活インフラの運営を任せたらどうなるか分かり切っている。到底、次世代水道の姿とは思えない。

 都市部と村落では生活スタイルは違う。水道ビジョンも違って良いのではないか。

 世界を見わたせば、水道の仕組みは千差万別なようだ。日本の水道ビジョンに叶う前例は無いのだろうか。実態を知らないので無責任だが、簡易水道の仕組みはダメなのか、二元給水もあったなあ。

 サービスのコストは受益者負担である。結局、市民の納得が鍵である。判断資料となる情報の提供が望まれる。

 誘導・扇動・フェイク情報は世に溢れている。芯にひびくのは少ない。NHKあたりで世界の水道事情と言った、特集を組んでくれないかな。水危機を煽る報道ではなく、各地のアイデアを紹介してもらいたい。



ゴミ出し時の爽やかな朝2022年12月20日 15:44


ゴミ出し時の爽やかな朝


 朝出かける時、時間があえばゴミを持って1階におりる。だいたい9時前で、出合うメンバーも同じである。老若男女色々だが若い人は出勤のようである。

 今日は、たまたまの出勤日だった。いつもより早い時間で、みなりはサラリーマン風であった。エレベーターに自分より年上と思しきおばあさんが乗ってきた。顔は見かけるものの、名前は分からない。

 お早ようございます。お互い挨拶した。おばあさんはのゴミは、小さな袋2個だけである。一瞬、一緒に出してやろうかと思ったが、エレベーター降りぎわに、先を越された。ゴミ袋を持って行ってやるという。ゴミ出し場は裏なので少し助かる。これは重たいのでいいですよ。いや、リハビリになるのでやってやるという。行ってらっしゃい・・・と送り出された次第である。

 電車の中で、何故親切にして貰えたのか、藤原正彦流の妄想がわく・・・中年のオシャレなイケメンが仕事に行く・・惚れた男に似ている・・若い頃の思い出がよみがえる・・頑張ってきてね・・・との想いに違いない。

 男性なら力仕事で声をかける事はあっても、こまめなお世話はしない。だんだん社会との関わりも狭くなってくる。

 うーん、やっぱり女性の生活力はすごい。元気を頂いた。

 ・・・行ってきまーす・・・でした。


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